絵本ってたくさんの種類があって選ぶのが大変ですよね。
1冊あたりそれなりの値段もしますし、たくさん購入しても置き場所がないなんてことも。
そこで図書館司書資格を持っている私が、2~3歳向けのおすすめランキングを5つまとめてみました!
日ごろから絵本をはじめ本を選ぶことには慣れていて、いい本にはたくさん出会っています。
今回ご紹介する絵本はとても子供たちに人気の絵本になっていますよ。
この記事がピッタリな人
- 2~3歳のお子さんがいる
- どの絵本がいいか選べない
【2~3歳向け】子供に読み聞かせたい絵本ランキングトップ5
第5位『ととけっこうよがあけた』こばやしえみこ案・ましませつこ絵 こぐま社
みなさんはわらべ歌を知っていますか?わらべ歌は、とても子供たちにとって良い歌なんですよ。
昔から語り継がれているような歌はほとんどわらべ歌になります。
この絵本は、ととけっこうよがあけたこねこちゃんでておいで、というような感じで語り掛けるような口調で音楽がついています。
一番最後に音符が載っていますので、その通りに読み進めてみてください。
とても良い絵本だと感じています。
特に朝子供が起きた時に読むと良いかなと個人的には考えています。
ととけっこうと言って朝を教えてくれる鶏が色々な動物を起こして、一番最後に2~3歳児の男の子を起こす、というような絵本の内容になっているからなんですよね。
なので、朝に読むと子供が自然と起きてくれるんじゃないかなと感じています。
ただ、朝は何かとドタバタして忙しいので、そういう時間が取れないことと思います。
そういう時には眠る前に読むととても良いと思いますよ。
次の日には「ととけっこう」とお母さんが声を子供にかけてあげると自然と起きるかもしれません。やってみてください。
ちなみに我が家ではこれが成功しました。朝すんなり起きてくれるようになりました。
第4位『おっぱいバイバイ』たけだまい作・たかむらあゆみ、いまいみち絵 GATE社
この絵本は題名の通り、離乳を促してくれる絵本です。
インターネットの掲示板などで人気になっている様で、「子供がなかなか離乳をしてくれないんだけど、どうしたらいいのか」という相談にこの絵本はどうかという回答がありました。
おっぱいバイバイという絵本は、おっぱいオバケというオバケが赤ちゃんがおっぱいを飲まなくなるころに出てくる、という内容のお話です。
一番最後には、お母さんと赤ちゃんがハグをして、一番最後に「だっこだっこのぎゅー」をするようになっています。
これはとても良い絵本だなと感じるのですが、一番最後のハグの部分はぜひ子供と一緒にぎゅーとしてあげてほしいなと感じました。
絵本の絵のタッチもとても繊細できれいな絵が描かれており、心温まる絵本だと思います。
2歳児くらいであれば内容を網羅出来て、おっぱいが自然と離れてくれるかもしれません。
逆におっぱいが恋しくなってしまうお子さんも出てくるかもしれないので、一概には言えないのですが、おっぱい離れをするには良い絵本だと好評です。
ぜひ一度ご覧くださいね。
第3位『りんご』松野正子文・鎌田鴨子絵 童心社
この絵本は絵本を読み始めたお子さんにぴったりの絵本です。
リンゴは離乳食でも一番初めの方にあげると思うのですが、身近なものが絵本の中にあるという事はとても良いことだと感じています。
子供が絵本に対して興味を持ってくれますし、リンゴであればだれもが好きなものだと思うので、良い題材でしょう。
この本の中身は、赤いリンゴや黄色いリンゴなど、いろいろな色のリンゴがあるので色を覚えるのにも適しているんです。
それから絵がとても綺麗に描かれていて、人の心をつかむかのような絵本になっています。
リンゴを切っているところなどは繊細なタッチで描かれていて、心温まる絵本となっていますので一度ご覧ください。
第2位『あ・あ』三浦太郎作 童心社
この絵本は、ちょうどお子さんが一語文を言うようになってから読むと良いと思います。
中身は、あ・あなど、言葉を発するように促すような絵本になっています。
たとえば、靴、コップ、それからパパ、ママなど。
そして一番最後には赤ちゃんの顔が書かれていて、「ふ・ふ」とにこにこ笑っているのでそういう呼びかけになっています。
個人的には、コップのところでは「ブ・ブ」というようになっているところが気になりました。
ブクブクと泡を立てて歯磨きをするからでしょうか。面白かったので、参考になさってください。
絵ははっきりとした絵で描かれている簡単な絵な印象ですが、お子さんにとってもはっきりとわかるような感じの絵になっていると思います。
ぜひお子さんと一緒に声に出して読んでみてくださいね!
第1位『もういーいかい こねこちゃんえほん』いもとようこ作 金の星社
この絵本は「こねこちゃんえほん」といって、他にもすてきなずぼん、ぼくはおとうさん、でてこいちゅーりっぷ、でんしゃでぽっぽー、かぜひいちゃった、うみだーいすき、いただきまーす、ぽけっといっぱい、ゆうびんでーすなどシリーズが10冊あります。
この絵本で良いなと思うのは、絵の繊細さです。
いもとようこさんの絵本は、他にもたくさんありますが、どれも繊細なタッチで描かれている絵本が多いです。
昔話を繊細なタッチで描いた絵本などもあるので、これは高学年向けになりますが、小学校の図書館などに良く置かれているので参考になさると良いでしょう。
もういいかーいという絵本は、題名の通りかくれんぼを動物がしている絵本になります。
かくれんぼをするようになってから読むとまた違った感じを味わえると思いますが、まだ2~3歳の子であれば絵本の中を楽しむというような感じで動物たちのかくれんぼを楽しむ方が適していると思います。
言葉もそこまで難しい言葉は書かれていません。
もしかすると文字に興味を持っているお子さんは読めるかもしれませんね。
ひらがなの勉強にもなりますからとても良い絵本だと感じています。
表紙は水色と緑色が混ざったような色で、子供が好きな色だと思いますので手に取りやすいです。
このシリーズはとても良いので10冊コンプリートするのも良いですね。
子供に読み聞かせたい絵本選びに迷ったら「絵本ナビ」
ここまで個人的にオススメしたい絵本をトップ5までまとめました。
「でも本当にうちの子は喜ぶのかな?」「もう少し多くの種類から選びたい」と思った人もいるでしょう。
そんな人にぴったりなのが絵本ナビです!
絵本ナビは国内最大級の絵本情報サイトで、絵本の試し読みができるようになっているんです。
絵本ナビでできること【オススメは絵本の試し読み】
「絵本ナビってどんなサービス?」と思った人に向けて、絵本ナビでできることをご紹介します。
「絵本ナビ」でできること
- 絵本の試し読み
- 年齢、ジャンル、テーマ、シリーズ別の絵本検索
- スペシャルコンテンツの閲覧
- マイ絵本棚で気になる作品を保存
この中でも使いやすいサービスは、やはり「絵本の試し読み」でしょう。
子供を連れて本屋さんに買い物に行くのって大変ですよね‥。
絵本ナビの試し読みは「全ページためしよみ」「ちょっとためしよみ」の2種類があります。
「全ページためしよみ」「ちょっとためしよみ」の違い
どういった内容なのかは文字通りでわかると思いますが、「有料会員にならないといけない?」という不安もあるでしょう。
実は、どちらも無料で利用することができます!
それぞれの違いをご紹介しますね。
サービス | 無料会員登録 | 読めるページ | 試し読み回数 |
全ページためしよみ | 登録必須 | 全て | 1回のみ |
ちょっとためしよみ | 登録不要 | 一部 | 何度でも |
「全ページためしよみ」は無料の会員登録が必要で、1度きりという制約があります。
絵本ナビには月額360円の「プレミアムサービス」という有料コンテンツもありますが、無料会員登録だけで十分かなと思います。
絵本選びが難しいなら定期購読サービス「絵本クラブ」
絵本ナビはご両親が自分で絵本を選べるのはもちろん、選書のプロが良質な作品をバランスよく選んで毎月自宅まで配送してくれる「絵本クラブ」というサービスがあります。
「絵本クラブ」の特徴
- 選書のプロが良質な作品をバランスよく選んでくれる
- すでに持っている絵本は変更可能
- 「おねだり機能」でおじいちゃんおばあちゃんにおねだり
- 読み終わった本の引き取り
自分で選ぶとジャンルが偏りがちになりますよね。
プロに選んでもらうことで「子供がどういった内容に興味があるのか」を発見することができることも。
子育ては時間との戦いでもありますから、絵本選びがお任せできるというのはありがたいですよね!
【まとめ】2~3歳に読み聞かせたい絵本ランキングトップ5
2~3歳向けにおすすめの絵本を5つご紹介しました。
今回ご紹介した絵本はほんの少しで他にもたくさんあるため、アマゾンや絵本ナビを参考に色々とみてみることをおすすめしたいと思います。
絵本ナビなら、小学生くらいまでなら絵本ナビで一通りの絵本が調べることが出来ますよ。