月額料金が安く、私がおすすめしたい光回線の「enひかり」ですが、契約前は不安がつきもの…。
短期間というよりも、年間を通して使うモノですので慎重になりますよね。
- 有名じゃないから不安
- ホントに満足できるかわからない
- 契約してからガッカリしたくない
という人もいるのではないでしょうか?
しっかり事前調査をしてから契約したいという気持ちはよくわかります。
そこで、enひかりの評判や初期費用・月額料金を調査しました。
調査・比較した上での結論ですが、enひかりはオススメできる光回線です!
「工事費無料」「キャッシュバック」はありませんが、長い目で見るとenひかりのほうがお得になるんです。
キャッシュバックに踊らされず、固定費を削減しましょう!
とはいえ、デメリットをしっかり把握していないと契約後ガッカリすることになりますので、enひかりのデメリットやなぜオススメできるのかをまとめていきます。
enひかりを契約するデメリット
まずはenひかりのデメリットを確認しておきましょう。
デメリットを把握しておけば、契約後のガッカリを減らすことができるはず!
enひかりのデメリット
※クリックで該当箇所に飛びます。
【デメリット1】enひかりは工事費(初期費用)が有料
工事費が実質無料になるサービスも多いんですが、enひかりは最大で16,500円の工事費がかかってきます。
工事費用は設置場所の状況により3パターン。
enひかりの工事費
工事内容 | 工事費 |
訪問工事あり 屋内配線新設あり | 16,500円 |
訪問工事あり 屋内配線新設なし | 8,360円 |
無派遣工事 | 2,200円 |
上記にプラスして、契約事務手数料が3,000円必要になります。
手数料
契約事務手数料 | 3,300円 |
初期費用で5,500~19,800円は必須という計算です。
月額料金が安くて解約手数料もないのでオススメ度は高いですが、初期費用が必須だと手が出しづらいと感じる人も多いでしょう。
【デメリット2】enひかりはキャッシュバックキャンペーンがない
enひかりは入会時によくあるキャッシュバックキャンペーンがありません。
たとえば、NURO 光に入会するとキャッシュバックが45,000円がもらえます。
キャッシュバックに釣られて他の回線を選んでしまう…ということもあるでしょう。
enひかりは月額料金をギリギリまで下げて、さらに解約料も取っていないので、キャッシュバックがなくても当然と言えば当然なんですが…。
初回にキャッシュバックがないと、なんだか損してるような気になってしまいますよね。
【デメリット3】enひかりを2年未満で解約すると損
デメリット1で挙げた通り、enひかりは工事費が必須です。
最大16,500円の工事費を払って最安級である月額料金4,300円の効果を発揮させるには、2~3年以上継続する必要があります。
2年・3年の縛りはないものの、2年未満での解約は損に…。
ただ、工事費最大16,500円って意外と安いんです。
工事費を実質無料にしている回線は本当に無料かと言われると、実はそうではありません。
「30回分割払いにして、分割払いの費用を特典で値引きしますよ」という仕組み。
最低2年半は使わないといけないですし、途中で解約になった場合は残りの工事費を一括払いしなくてはいけません。
最低利用期間未満なら解約料も必要です。
そうなるとenひかりの最安級の月額料金+解約料ナシはかなり魅力的に見えるのではないでしょうか?
【デメリット4】enひかりはオプション申し込みが必須
通信速度が遅くて使い物にならないのでは、月額が安くても意味がないですよね。
今は、プロバイダの混雑を回避する「V6プラス・DS-Lite・IPv6高速ハイブリッド」などが標準装備されているのが主流になってきています。
enひかりでは「v6プラス」が有料オプションなので、オプション申し込みが必須になってきます。
「え?!じゃあ結局月額料金安くないんじゃないの?」と思った人は安心してください。
enひかりの「v6プラス」は月額料金198円でつけることができます。
オプションを追加して、月額料金はコレだけ。
戸建て | マンション |
4,818円 | 3,718円 |
他の回線と比べても安く済みますが、別途オプションが必要になってくるのは面倒かもしれませんね。
【デメリット5】enひかりよりもコスパの良い競合がある
enひかりのデメリットかと言われると違うんですが、エリアによってはenひかりよりも月額料金が安くなる回線があります。
エリアが限定されますが、「NURO 光」と「auひかり」に加入できる人は、まずそちらを検討してください。
圧倒的にコスパがいいのが上記2つです。
また四国に3年以上住まわれる人は、先に「ピカラ光」を検討してみてください。
全国対応しているenひかりですが、エリアによってはもっとコスパの良い回線もありますので注意が必要です。
enひかりを契約するメリット
次にenひかりのメリットを確認していきましょう。
enひかりのメリット
※クリックで該当箇所に飛びます。
【メリット1】enひかりは月額料金が安い
enひかりの月額料金
enひかりの月額料金は「v6プラス」180円をつけて、以下の通り。
戸建て | マンション |
4,818円 | 3,718円 |
最安値水準で提供しているのでとってもお得!
もちろんエリアによってはもっと安い回線も出てくるでしょうが、適正な料金で品質が安定しているenひかりは契約して損はありません。
enひかりと他回線の月額料金
戸建てタイプの料金を基準に、他社回線の月額料金と2年間使ったときの費用を調べてみました。
工事費が実質無料になる回線に関しては、「2年間の使用料」は月額料金×24ヶ月のみで計算しています。
工事費 | 月額料金 | 2年間の使用料 | |
enひかり | 16,500円 | 4,818円 | 132,132円 |
GMOとくとくBB(ドコモ光) | 19,800円(実質無料) | 5,720円 | 137,280円 |
So-net 光 (auひかり) | 月額料金に含まれる | 3,980円 | 95,520円 |
NURO 光 | 44,000円(実質無料) | 5,200円 | 124,800円 |
SoftBank 光 | 26,400円 | 5,720円 | 163,680円 |
ぷらら光 | 19,800円 | 5,280円 | 146,520円 |
エキサイトMEC光 | 19,800円 | 4,950円 | 138,600円 |
DTI 光 | 19,800円 | 5,280円 | 146,520円 |
ピカラ光 | 無料 | 4,950円 | 118,800円 |
一見auひかりが最も安く見えるので、何の疑問も持たず飛びついてしまうこともあるかもしれません。
enひかり同様、縛りのない回線もありますが、多くの回線は2年・3年縛りがあります。
くわしくは下でご説明しますが、解約時に損してしまうこともあるので月額料金だけで判断するのは要注意!
【メリット2】enひかりは最低利用期間&解約料ナシ
enひかりは縛りも解約料もナシ
enひかりは月額料金が最安級だけではなく、2年・3年といった最低利用期間がありません。
気に入らなければいつでも解約料ナシで解約可能です。
デメリットでも書いた通り、2年未満での解約は結果として損になってしまいますが、解約料がかからないというのは安心できますよね。
他回線の縛りや解約料
念のため、他回線の縛りや解約料もチェックしておきましょう。
何度も言いますが、月額料金の安さだけで判断するのはもったいないです!
契約期間 | 解約手数料 | |
enひかり | なし | なし |
GMOとくとくBB(ドコモ光) | 2年 | 14,300円 |
So-net 光 (auひかり) | 3年 | 20,000円 |
NURO 光 | 2年 | 10,450円 |
SoftBank 光 | 2年 | 10,450円 |
ぷらら光 | なし | なし |
エキサイトMEC光 | なし | なし |
DTI 光 | なし | なし |
ピカラ光 | 2年 | 38,500円 |
※戸建てタイプの場合
更新月に解約すれば解約料無料になりますが、注意してほしいのが工事費の分割払い。
たとえばauひかりは3年縛りですが、工事費は60ヶ月の分割払いで実質無料になります。
3年(36ヶ月)後に解約しようとすると、残りの工事費を一括で払う必要が出てくるのです。
NURO 光も同様に、工事費は30ヶ月の分割払いで実質無料。
2年更新にもかかわらず、2年6ヶ月使わないと工事費がペイできないというわけです。
enひかりはどのタイミングでも解約できる
enひかり・auひかり・NURO 光の解約にベストなタイミングは表の通りです。
戸建て | 解約のタイミング |
enひかり | いつでもOK |
So-net 光 (auひかり) | 6年後 |
NURO 光 | 4年後 |
enひかりはいつ解約しても工事費は初回一括払いなので、いつでも大丈夫。
しいて言うなら、損しないよう2年以上は使ったほうが良いでしょう。
auひかりやNURO 光は、忘れたころに更新月がやってきます。
どのタイミングでも費用ナシで解約できるのはenひかりのメリットですね。
【メリット3】enひかりはUQモバイルとセットでお得
enひかりとUQモバイルを使っている人は、enひかりの月額料金から110円引いてくれる割引サービスがあります。
その名も「勝手に割り」。
わずか110円ではありますが、年間で1,320円もお得になります。
月額料金が最安級のenひかりですから、かなり頑張っているのではないでしょうか?
UQモバイルも速度に関して一定の評価がある格安SIMなので、この機会に乗り換えてもいいでしょう。
事前にenひかりカスタマーセンター(03-5534-9997)に連絡すれば、SIMパッケージ料金(通常3,300円)が無料になるエントリーコードがもらえます。
【メリット4】enひかりはモバイルWi-Fiレンタルが安い
enひかりを契約している人は、日本国内用モバイルWi-Fiレンタルサービスをいつでも3泊4日無料で使うことが可能です。
ただ、本当に無料というわけではなくて「1泊2日(780円~)以上注文した場合、プラス3泊4日つけますよ」というサービス。
レンタルには往復送料870円が必要なので、1,650円~で5泊6日使えることになります。
年に3回まで
Wi-Fiレンタルサービス業界でも最安値ですので、出張・旅行・入院などで使ってみてはいかがでしょうか?
enひかりの評判・口コミ・レビュー
ここまでenひかりのデメリット・メリットをまとめてきました。
スタッフの対応
対応がイマイチ
enひかり1度電話取れなかっただけでそれ以降一切電話こないのうーん…不安????取れなかった私が悪いんだけどさ…折り返したら営業時間終わっとったやん……やん………なんなん….
— ????????力スノコ???????? (@a__877) January 25, 2020
有名な企業だと何度もかかってきてしつこいと感じることもありますが、全くかかってこないというのも利用者としては不安になりますね。
enひかりの縁人電話対応のサービス悪すぎ、折り返しの電話が一日待ってもかかってこず、営業時間外へ。どうなってるのこの会社??
— Mri-man (@Pooriman) October 11, 2019
株式会社緑人という企業が運営しているのですが、従業員数22名と少ないためか、サービスが行き届いていないことも…。
反対に対応がいいという人も
enひかりが神対応だったしv6プラスでクソ速い
— たお???? (@tao_kasu) January 10, 2020
対応がイマイチと感じる人もいる一方で、神対応と感じる人もいました。
料金や速度面
月額料金が安く速度も速い
今日からenひかりに切り替え!
速度は前の大手3キャリアの光と同じぐらいだけど、毎月料金が1000円ぐらい安くなり助かります。
今後も継続して使っていきます。#enひかり— まーたんこぶ (@FRAPBOIS0127) January 25, 2020
月額料金が安くなるうえに、速度も大手と変わらないとは嬉しいですね!
乗り換えて速さを実感
昨日エキサイトMEC光からenひかりへの事業者変更が完了した。
IPoEの切り替えに数時間かかったけど、切り替わったらネットのスピードが50倍以上になった。
MEC光は本当に速度がADSL以下だったからようやくこれで苦痛から開放される…っ!
最初はめちゃくちゃ早かったんだがなぁ。。。— Osamu-ra (@k_osamu) January 21, 2020
今遅いと感じている人は、更新のタイミングで乗り換えてもいいかもしれませんね。
わかりやすい料金設定
そのうち一人暮らしすることがあるならenひかり一択ですね。キャンペーンは何もないけど一番値段わかりやすいし、違約金もないし、わかりやすいし
— ユムル (@Yumuru_n) January 10, 2020
キャンペーンがないのは寂しいですが、費用がわかりやすく違約金がないのは大きなメリット!
工事費がネック
enひかり安いけど、工事費含めたらスマート光の方が安いな。enひかりも工事費無料だったらよかったなぁ。
— Y (@Y19915921) December 9, 2019
やはり工事費がネックに感じる人も…。
enひかりの評判・口コミ・レビューまとめ
料金や速度面では満足している人が多いような印象でしたが、最近ではカスタマーサポートが微妙と感じる人もチラホラいました。
今までは少ない社員数でも回せていたのかもしれませんが、徐々に浸透してきているので今後は利用者が増えることでしょう。
月額料金が安い分、ある程度サービスの質が落ちるのは仕方ないことですが、何かしらの対応は必要になってきますね。
enひかりの初期費用・月額料金
enひかりを契約するときにはどのくらい費用がかかってくるのでしょうか?
初期費用 | |
契約事務手数料 | 3,300円 |
工事費 | 2,200~16,500円 |
土休日工事費 | 3,300円 |
夜間・深夜の割増料金 | 11,220円 |
土日祝や夜間の工事は別途費用が発生するので、注意が必要です。
月額費用 | |
戸建て | 4,620円 |
マンション | 3,520円 |
オプション「v6プラス」 | 198円 |
オプションの「v6プラス」は必ずつけましょう。
つけるのとつけないのでは速度が雲泥の差に…。
その他、v6プラス対応の無線LANルーターを用意する必要があります。
enひかりの運営会社
enひかりは「株式会社緑人」が提供しているサービスです。
聞いたことがない企業で不安になる人もいるかもしれません。
enひかりは2017年9月から開始され2年以上続いており、ネット上での評価も高いので、安心して使うことができますよ。
社名 | 株式会社緑人 |
設立 | 平成19年10月1日 |
従業員 | 22人 |
代表取締役社長 | 横山 満 |
本社住所 | 東京都板橋区成増2-17-10 タカスビル6階 |
TEL | 03-5534-9997 |
FAX | 03-5534-9998 |
本社住所 | 東京都板橋区成増2-17-10 タカスビル6階 |
事業案内 | インターネット利用者の斡旋業務 固定電話利用者の斡旋業務 多チャンネル放送、視聴者の斡旋業務 携帯電話・パソコン等OA通信機器の販売 |
enひかり評判まとめ
enひかりの評判や初期費用・月額料金を調査しました。
良い評判
- 速度が速い
- 大手光回線と比べて同じくらいの速さで月額1,000円も安い
- 料金がわかりやすく違約金ナシ
悪い評判
- 折り返しの電話がかかってこない
- 工事料がかかる
わかりやすい料金設定で、固定費も削減できるので高い評価を得ています。
一方で、カスタマーサポートがイマイチと感じることもあるようでした。
月額費用は最安級で、「v6プラス」を追加しても戸建てなら4,818円、マンションなら3,718円!
最低利用期間も解約料もないので、もし気に入らなければ解約すれば大丈夫!
2年後3年後に月額料金が上がる光回線も多い中、enひかりは一律なので2年以上使う人にはおすすめしたい回線です。