電子書籍とは電子データの書籍のことです。
電子書籍にはメリットがありすぎて、私も完全にヘビーユーザーです。
この記事は、「スマホで電子書籍を読んでみたいけどおすすめアプリがわからない」という方に向けて、厳選したおすすめアプリを紹介します!
紹介する中の「iBooks store」を除いて全て利用しましたので、本当におすすめものを厳選して紹介しています。
もし電子書籍を読み続けるなら、読みやすい端末で読むのが絶対おすすめなので、以下の記事も参考にしてください。
関連記事【最新版】電子書籍におすすめタブレット・電子書籍リーダーを10機種紹介!端末比較は任せろ!
電子書籍のメリット
まずは、サラッと電子書籍のメリットをご紹介します。
電子書籍のメリット
- 場所をとらない
- 書籍が安いor無料
- 持ち運びも楽
特に賃貸に住んでいる方だと、保管場所の心配ってあると思います。
手軽に持ち運びできて、場所も取らないなんて助かりますよね~。
上記のメリットは一例ですが、紙の本と比較したときのメリット・デメリットを完全にまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてください。
関連記事紙の本と比較した電子書籍メリット・デメリットまとめ【電子書籍歴20年!】
電子書籍アプリのおすすめな選び方のポイント
本記事ではおすすめのアプリを以下の視点で選んでいます。
チェックポイント
- 電子書籍業界でのシェアが大きい総合書店のアプリ
- 特徴のあるアプリ
- Google Playでの評価
- 漫画アプリのトップクラス
- iPhoneユーザー向けの総合書店
計11アプリを厳選して比較しています。
特に電子書籍サイトのシェアや運営状況は大事だと感じています。
なぜなら、電子書籍アプリの配信業者がつぶれてしまった際に、購入した書籍で未ダウンロードのものや削除したものは二度と読めなくなってしまうからです。
「取り扱い冊数」はあまり重視しませんでした。
主要書籍は大体どこにでもありますし、冊数よりもどういう漫画や書籍が多めなのかといった特徴の方が大事だと思ったからです。
また「使い勝手」もあまり重視していません。
どれも慣れれば「使いやすい」ので気にしなくても大丈夫◎
あとGoogle Playの評価が低いものは除外してあります。
私のような漫画好きの方のためにも漫画に特化したおすすめのアプリもご紹介しています。
電子書籍アプリ比較表
次に今回比較する電子書籍アプリを表でご紹介します。
アプリ | 取り扱い書籍と特徴 | 向いているユーザー |
マンガ図書館Z |
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BOOKWALKER |
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Google Playブックス |
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BookLive! |
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iBooks store |
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eBookJapan |
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Renta! |
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LINEマンガ |
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【honto】電子書籍ストア |
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楽天Kobo電子書籍ストア |
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Amazon Kindle |
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では、具体的に特徴を述べていきます。
おすすめ電子書籍アプリ
特徴のある電子書籍アプリ
電子書籍アプリの基本性能「本をダウンロードして読む」ことはどのアプリでもできます。
そこで、プラスアルファの特色でお好みのものを選んでみましょう!
スマホをどう使っているかで、相性の良し悪しが決まると思います。
マンガ図書館Z
とにかく無料で漫画を読みたい人、マンガ図書館Zは広告入りですが全ての漫画が無料です!
ただし、絶版単行本・単行本未収録作品に限られます。これがなかなか侮れないラインナップなのです。
漫画ほど絶版になるのが早い書籍はありません。
あなたの好きな漫画家の作品、絶版で手に入らないものありませんか?
ここにある可能性は極めて高いです!
マンガ図書館Zでは、漫画が読まれると漫画家に広告収入が入ります。
読むことが応援につながるのです。
レア本・過去の名作を掘り出すのが好きな漫画ファンにもおすすめです。
BOOKWALKER
BOOKWALKERは総合書店なので漫画に限らず電子版の様々な書籍が読めます。
種類は限られますが、同人誌の取り扱いがあるのが珍しいです。
このBOOKWALKERは電子書籍を数多く読むユーザーが多いです。なぜなら「読書履歴機能」が使いやすいからです。
月に30冊以上読むヘビーユーザーだと、いつごろどの本を読んだかアプリが自動で記録していてくれるのが助かるので愛用しているということです。
「読書メーター」のような読書管理サイトもありますが、あれは自分で入力しなければいけないので私は続きませんでした。
読書家におすすめのアプリです。
Google Playブックス
スマホでゲーム・書籍・動画・音楽などに課金するユーザーには、Google Playブックスのアプリをおすすめします。
Google Playには課金額に応じてユーザーランクが上がるシステムがあります。
ランクが上がるたびに電子書籍対象クレジットや映画レンタルクレジットが配布されるのはご存知でしょうか?
電子書籍対象クレジットは¥500を超える書籍1冊が¥500オフになるチケットです。ランクに応じて配布される枚数が増えます。
また、オーディオブックを取り扱う電子書籍店は他にもありますが、書籍とオーディオブックが同じアプリで楽しめるのは珍しいです。
BookLive!
BookLive!は標準的な総合書店です。
専用端末購入者が加入できる通信費無料のプランがあります。
書籍は比較的重いファイルでダウンロードに時間がかかります。特に雑誌は容量が重いです。
将来的に専用端末を買う可能性も考えると、毎月スマホのギガが足りなくなるユーザーや通信費が高いと感じているユーザーにおすすめです。
iPhoneユーザー向けの電子書籍アプリ
iBooks store
iBooks storeはiPhoneやiPadユーザーには抜群のシェアを誇るアプリです。
品揃えの充実した総合書店です。アプリはiPhoneやiPad向けにカスタマイズされています。
iPhone・iPadユーザーが最初に選ぶべきはこれ一択です!
アプリ内でsiriが使えるというのも面白いですね。
漫画に強い電子書籍アプリ
では、視点を変えて「漫画に強い電子書籍アプリ」をご紹介しましょう。
電子書籍では、「漫画しか読まない」「主に漫画を読む」ユーザーが6~8割を占めます。
(漫画は頻繁にセールをするので売上とアンケートでは割合が違います)
漫画は一度読んだら処分する、電子書籍は漫画だけ読めればいい、という方は注目してください。
eBookJapan
eBookJapanは漫画と雑誌の品揃えには定評があるアプリです。
一般書籍もあるのですが、電子書籍書店のトップからして漫画を探すのに便利なようにカスタマイズされています。
- 期間限定無料漫画多数!
- セール中の漫画多数!
漫画のヘビーユーザーに使いやすいアプリです。
Renta!
Renta!は漫画専門です!
ライトノベルも少しありますが、ほとんどが漫画です。
このアプリの特徴は、何と言っても「レンタルが基本」という珍しい営業形式です。
『48時間レンタル』と『期間無制限レンタル』があります。
期間無制限レンタルは事実上買ったのと同じなのですが、お得な48時間レンタルで漫画を読み、もう一度読み返したいものだけ期間無制限レンタルにする、という使い方ができるのです!
例えば、女性向け漫画の「別冊マーガレット」でしたら、表紙画像を見て好みの絵柄を48時間レンタルして気に入ったものだけ期間無制限レンタルすることも可能。
差額分でOK
48時間でレンタル後に気に入った作品は、レンタル時の差額だけで無期限レンタルに変更できる◎
「別冊マーガレット」を例にしましたが、Renta!が他の電子書籍アプリと異なるのは、女性ユーザーが多いということです。
品揃えも女性向けの漫画が特に充実しています。
Renta!での電子書籍版の動向を見て紙書籍発行を決める出版社もあるくらいですよ!
漫画好きのユーザー、特に女性におすすめのアプリです。
LINEマンガ
LINEマンガはアプリタイトル通り、漫画のみです!
現在、コミュニケーションツールであるLINEアプリのユーザーは、日本人の二人に一人と言われるくらい普及しています。
LINEマンガでは、購入特典にLINE用のスタンプ(挨拶などのイラスト)がつくこともあり、LINEを使っている人で漫画をよく読むユーザーにおすすめです。
昨今は紙の雑誌の売り上げや読者ハガキよりも、LINEマンガでのランキングの方が人気が直接的に見えると、漫画家も編集者も注目しています。
漫画好きとしてはダウンロードして損はないアプリです。
電子書籍総合書店アプリ
いよいよここからが注目すべき電子書籍アプリです。
はてな
- 【honto】電子書籍ストア…電子書籍界に新しい読書の形を提案する開拓者、ユーザー満足度NO.1!
- 楽天Kobo電子書籍ストア…日本最大のネットショッピングモールを背景に、黒船Amazonに立ち向かう!
- Amazon Kindle…「あらゆるものをあらゆる人に」、世界レベルで電子書籍界を牽引する巨人!
どの電子書籍アプリも品揃えが豊富です。そして差別化に取り組んでいます。
これらの動向が電子書籍の未来を左右すると言っても過言ではありません。
honto電子書籍ストア
【honto】電子書籍ストアは特筆すべきは「ブックツリー」という取り組みです。
電子書籍は、目的の本が決まっているときは簡単に探して購入し即時に読めます。でも目的もなく実店舗を訪れて本を探す楽しみという点では紙の書籍にかないません。
hontoは「読む本を探す」楽しみを、読書家・書店員・著名人などの経験から引き出してまとめ、「ブックツリー」というレビュー群を構築しています。
ユーザーレビューにはいい加減なものや悪意のあるものがありますから、そういうレビューを除いて質を高める試みです。
ブックツリーには電子書籍化されていない本もあります。紙と電子と両方ある書籍は電子書籍優先で紹介されています。
また、hontoならではの特徴として「実店舗との共通ポイント」があげられます。
提携店舗で買った本・雑誌にもポイントがついて、ネットで買ったものと合算されます。
セール情報はメルマガで届きクーポンの形で発行されます。
このようにユニークなネット書店ですので「ユーザー満足度NO.1」なのです。
ただし、Google Playのアプリでのレビューは普通です。
悪い評価は「バグがある」というものですが、私は同じバグを起こしたことがありません。
(SDカードへの書籍保存機能には一部対象外の機種があるので、対象外機種のユーザーではないかと推測しています)
楽天kobo
楽天Kobo電子書籍ストアの特徴は以下です。
スマホのアプリで物足りなくなったユーザーには、生活防水の電子書籍専用リーダーがあるのも嬉しいですね。
また、著作権の切れた名作を集めた「青空文庫」と提携していて、無料で読めます!
あと地味なメリットですが、楽天koboはカナダの電子書籍ストアを楽天が買収したので洋書が豊富です。
受験生で難関大学を考えていらっしゃる方は、英語長文の読解力を上げるために洋書を読むのがおすすめです。
通学時間にスマホで洋書を読むと英語力があがりますよ。
Amazon Kindle
Amazon Kindleの特徴は以下です。
ともかくセールを常にやっているので、欲しい本はセールを狙いましょう。
Kindleも「青空文庫」と提携していて無料本が充実しています。
さらに、無料公開の漫画を募集していますからここでしか読めない漫画も多いです。
Kindleはセルフパブリッシング(自己出版)が簡単にできるのでインディーズの書籍が多く、プロの漫画家も単行本未収録作品や描き下ろしを自己出版しています。
また、もしプライム会員なら「プライム読み放題」で読める本が数多くあります。
これは「Amazon Unlimited」とは違うサービスなので注意が必要です。
Amazonプライム会員なら、選ぶべきアプリはこれ一択だと思います!
終わりに~アプリはひとつに限らない~
私は「主に漫画を読む電子書籍ユーザー」です。
その他に小説も読みますし、学習参考書も読むことがあります。
なにせ徒歩圏内に書店がありませんから、バス代をかけて本屋に行くことになりますので、雑誌も電子書籍で読みます!
そういうユーザーなので、電子書籍アプリはひとつではありません。
主に使っているのはAmazon Kindleと【honto】電子書籍ストアです。
理由は以下の2つです。
Kindleとkoboは同じセールが重なることが多いので安く買うための比較はhontoとすることが多いのと、プライム会員だからです。
これからアプリを選ぶ方も、二つか三つダウンロードしてセール情報をチェックし、安く買うのが賢い電子書籍の利用法だと思います。