↓『ある弱点』を今すぐ確認する?
ドコモ・ソフトバンク・auなどのスマホ (無線) は、光ファイバー (有線) で つながってたのはご存知でしょうか。
たとえば、「沖縄と東京は空高く電波が飛んでいって、行ったり来たりして やりとりしてるんだよね」と思ってた人いません? 笑
じつは有線の携帯電話!?
引用:NTT東日本
さて、今回は モバイルデータ通信の「通信速度」についてです。
この記事では、広い意味での「モバイルデータ通信」として話を進めます。
ドコモ・au・SoftBank、格安SIM・格安スマホ、UQモバイル・ワイモバイル、WiMAX・ポケットWiFi・WiFiルーターなど、基本的に 持ち歩けるインターネット回線 (データ通信) すべて対象
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みんな「速度、速度」と いうけれど・・
インターネットの「性能」というと、きまって出てくるキーワードがあります。
快適な回線速度 (通信速度) の目安を調査すると、たったの10Mbps~で十分でした。興味があれば 下の記事も参考にしてみてください。
快適な回線速度の目安は たったの10Mbps! インターネットの実測速度って あまり必要なかった話
回線速度 (通信速度) ごとに「できることの目安」を調査して わかったこと
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快適な回線速度の目安は たったの10Mbps! インターネットの実測速度って あまり必要なかった話
上の記事からも わかるとおり、
普段使いの「インターネット速度」って、実測速度で5Mbps出ていれば さほど不便しないことが確認できました。実測速度10Mbpsもあれば、通常はストレスなく使えるはずです。
実測速度10Mbps
さらに、スマホ・タブレットなどのモバイルデータ通信では、画面も小さいわけですし、「ファイルのダウンロード・アップロード」問題を別の手段で解決できるならば、5Mbpsどころか 実測速度 1Mbps程度でも不便ないことが わかりました。
要するに「利用者のスマホで 実際に出ている通信速度を公開していくよ」というルールになったのです。利用者側からしたら、当たりまえになっただけなんですけどね。
ここから先の「通信速度」は、「実測速度」を前提にして進めていきます。
試しに、性能から比較 (データ容量 5GB) の「通信速度 下り (実測速度) 」を確認してみてください。
携帯キャリアのドコモ、au、ソフトバンクなどは 公式HPで実測速度を公開していますし、そのほかは僕の使用経験や使用経験者などからの参考値ですけど、大きくハズれてないと思います。
一部のヘビーユーザー (たくさんネットを使う人) を除いて、実測速度が50Mbpsも出ていれば 大満足なハズなので、172Mbpsとか83Mbpsとかはもう、自己満足でしかないでしょう。
通信速度を計測するサイトはたくさんありますので 1つ試してみましたけど、50Mbpsを超えてくると、70Mbpsも150Mbpsも 体感速度は何ら変わりません。
上の計測ツールでうまく動かない場合は、画像読み込み版もあるようです。
性能から比較 (データ容量 5GB) のなかには 実測速度10Mbps前後のサービスもありまして、
2018年6月現在、これらのきわどいラインにいるサービスたちが 集中的に『速度』のクレームを受けているに過ぎないのです (都市部の光回線で1Mbps下回るって話も あったりしますけど・・)
話題の「格安SIM・格安スマホ」や、ひと昔まえの「ADSL」など、なるほどね!と うなずける結果になっていることでしょう。
しかも、実際にクレームになっているケースって、この表示上の「5Mbps」「7Mbps」を大きく下回っていて、実測速度が「0.5Mbps以下」になってたりします。平日の8時~9時、12時~13時、18時~23時などの混雑する時間帯ですね。
UQモバイル「データ無制限プラン」の0.5Mbpsでさえ下回るってことですよ・・笑。だからこそ「毎回0.5Mbps出る」このプランは、まあまあ評価が高いんですけど。
安いってウワサは よく聞くんだけど、
格安SIM・格安スマホの魅力は やっぱり「安さ」だから、それを最優先するならば、あとは「下限 1Mbpsを維持できてるサービス」を探すに尽きるよ
下限 3Mbpsとか5Mbpsはムリがあるけど、1Mbps程度ならば 探せないこともないんだよ
2017年9月14日追記
と思っていたら「楽天モバイル スーパーホーダイ」という1Mbps使い放題 始まりましたぁ
「格安SIM・格安スマホ」の実測速度についても 少し書いてみます。
「SIMW」
このサイトは、格安SIM・格安スマホの実測速度が 時間帯で どれだけ変動しているかをリアルタイムに確認できるサイトですけど、混雑時には0.2~1.5Mbpsをウロウロしてるのが見てとれます。
- 0.2~0.5Mbpsの間はクレームになりやすく
- 0.5~1Mbpsの間は妥協できて
- 1Mbps以上 出てるときは快適!
格安SIM・格安スマホの利用者が「速い」⇔「遅い」と騒がしいのは、この3つが混在してるからでしょう。だから、同じ格安SIMを使ってても「評判がまったく違う」なんてことも起こる…笑
この比較表の「実測速度」は「東京の1地点での速度」です。全国すべての「実測速度」ではないことに注意してください
「スマホを快適に使うための通信速度」として、きわどいラインに位置している「格安SIM・格安スマホ」ですけど、丁寧に探せば 1Mbps以上のサービスを見つけ出すことも不可能では なさそうです。
5Mbpsとか10Mbpsの大きい数字に目が向きがちだけど・・
下限で1Mbpsのサービスを探せれば「格安SIM・格安スマホ」でも不満が少なく利用できるってことだね
ということで、「格安SiM・格安スマホ」について書きましたけど、これらの「通信速度」対策は あくまでも「きわどいライン」にいるサービスたちの話であって
そもそも、
「より安定した実測速度 (20~70Mbps) 」を求める人は、適正な料金 (月4000円前後) を支払うことで「速度の安心」は簡単に得ることができますからね。
性能から比較 (データ容量 5GB) の40Mbps以上のものを確認してみてください。
むしろ、選びきれないくらいに「40Mbps以上」のサービスが並んでいるでしょう。2018年6月時点の「モバイルデータ通信」サービスって、もう「実測速度」に不便ないんですよ。足りてます!
ついでに書いておきますけど、
「??Mbps」となっているワイモバイル「PocketWiFiプラン2」などのように、実測速度の情報を公式HPで公開していないうえに、利用者の口コミ情報も乏しいサービスは 今後ますます敬遠される傾向にあるでしょう。
やっぱり、仮に遅くてもいいから通信速度の情報は ハッキリさせてほしいです。。
『モバイルデータ通信』の本当の課題は「速さ」ではなくて・・
ここまで読まれた あなたは、もう想像がついたでしょうけど、「格安SIM・格安スマホ・携帯キャリア・ポケットWiFi」などの モバイルデータ通信サービスの本当の課題は・・
課題・弱点は もちろん、
データ容量!
モバイルデータ通信サービスが触れられたくない (弱み) 部分は「データ容量」なので、通信速度 (強み) を前面に押し出して「速い速い」と宣伝しています。
コスト構造は それぞれですから「モバイルデータ通信」特有の事情もあるでしょう。でも、とにかく「データ容量を十分に使えない」のが 現在の「格安SIM・格安スマホ・携帯キャリア・ポケットWiFi」の姿なのです。
試しに、料金から比較 (データ容量 300GB) の「携帯電話・モバイル・固定回線」を確認してみてください。
現在、ひと月に300GB使えそうな「モバイルデータ通信」は たったの4つだけ。しかも3台持ちにして無理やり300GBにしています (^_^;)
料金から比較 (データ容量 300GB) の「携帯電話・モバイル・固定回線」はどうでしょう。
「光回線」の900GBは ちょっと目立ちますけど、「ADSL 50M」だって 1契約のみで150GBはタップリ使えるんです。それでいて、料金も割安です。
これから5年先を見据えたときに、ひと月300GB以上 (理想は1000GB) のデータ容量がないと不便だろうね、と伝えたいだけ!
「不便」が いい過ぎだとしても、「ひと月300GB以上 (理想は1000GB) のデータ容量があったらとても便利だろうね」だと、受け入れてもらえますかね。
何か1つのサービスに肩入れしているわけではなくて、ひと月トータルで「300GB以上 (理想は1000GB) のデータ容量を使えたらいいな」と考えているんです。
だから、「スマホ・タブレットに格安SIMを挿して」使うし「光回線」も使う。家族で共用できる「WiMAX」も使ってるんです。
「ひと月300GB以上使えたらいいな!」の わかりやすい例を1つ挙げてみます。スマホを使っている人なら、きっと似たような経験してると思いますよ。
「… 快適な回線速度の目安は たったの10Mbps~」の記事で何度も調査した下の2つ ^^
- デジカメで撮影した子供の運動会・2時間分のフルHD動画 (15GB) をグーグルドライブに送ったら?〇〇時間かかります
- 観光で撮影した 2時間分の4K動画 (50GB) をDropboxに送ったら?〇〇時間かかります
「通信速度」にフォーカスしたリストだったために、「〇〇時間」に意識が向きやすいんですけど、僕の捉え方は こうです。
- デジカメで撮影した子供の運動会・2時間分のフルHD動画 (15GB) をグーグルドライブに送ったら、〇〇時間かかります
- 観光で撮影した 2時間分の4K動画 (50GB)をDropboxに送ったら、〇〇時間かかります
「15GB」「50GB」のデータ容量のほうが よっぽど問題・・大問題 ^^;
実は、上の2例は「僕が実際に この5年近くおこなってきた行動」なんです。
動画を撮影し続けて・・もう動画だけで6TB~になっています。人によっては もっと撮り貯めてるでしょう。けっして多すぎる量でもないです。
仮にですけど、スマホやデジカメで撮影した この15GB~50GBの動画、「いろいろと面倒くさい (早く見せたい とか) から ネットで送っちゃえ」って思いますよね。きっと誰でも一度は考えます。
・・相当ハードル高いです
携帯キャリアの たとえば「ギガモンスター30GB」だと、たった2時間の動画 (15GB) なのに半分の容量を使ってしまいます。それじゃあ 困ったときの「WiMAXは?」というと、そもそも3日10GB制限でアップロード自体 完了しない恐れがあります。。
仮に1日3GBで分割したところで、WiMAXでも「15GB×7本」分しか送れないんだから、不自由するのは間違いないところ!
結局のところ、「動画」問題に行き着くんです…
これからの時代は、動画に始まり動画に終わります。
上でも触れましたけど、僕はカメラとかの性能はそれほど興味ないんです。でもね、動画は生活から切り離せない存在になってしまってます。
家族の記念写真と同じ位置づけ・・20年まえでいうところの「家族アルバム」ですよ。家族のアルバムに自分の写真が少ないと寂しい気持ちになりましたよね。いまは 写真 → 動画へシフト
家族の動画撮影は もはや義務! なんです (^_^;)
子どもさんがいる家庭では 間違いなくパパかママのどちらかが 撮影係ですから・・。
でですね、
撮ったら終わりじゃないんですよ動画って。始まりです・・動画に拘束されることの ^^。「SDXC (SD) カード」から せっせとブルーレイレコーダーやパソコンに移します (書き込みが遅いカードだと何十分も かかったりしますし)
※※
頻度は人によりますけど、毎月 コンスタントにドンドン撮りたまっていくんです。そしてパソコンの容量が足りないからと外付けハードディスクを用意して、さらに1~2年経つと今度は・・
「重要なデータ (家族の大切なアルバム) なんだから 安全に保存してね」「30年後も大丈夫なように (子ども世代に引き継げるように) 保管してね」という圧力が かかりはじめます。
しかたないので、外付けハードディスクを追加で2つ用意して、同じもの (コピー) を2つ作ったうえで、電源を抜いて 普段使わない引き出しに しまっておきます。
さらに2~3年くらい経って忘れたころ・・
アレね、自宅 (東京) に当分 戻れないから、こっち (福岡) で観られるようにしてくれない?
来週までに お願いネ~
レンタルビデオ屋じゃないんだからさー、1つ15GBとか30GBのファイルなんだし、そんな簡単にポンポン取り出せないよ。
福岡で観られるようにしてって、そもそも ブルーレイプレイヤーだって持ってないじゃん。。
こんな感じのムリ目の要求に立ち向かってるうちに、だんだん鍛えられていくんですけど・・
実際、さくらちゃんのケースは増えていきました。「遠隔地で今 観たいんだけど?」とか「DVDプレーヤーがないから ネットで観られないの?」みたいな感じです。
最初のうちは「ユーチューブ」にアップロードしたり、「グーグルドライブ」で共有したりもしましたけど、最近は もっぱら「ドロップボックス」です。
さくらちゃんのケースのように、インターネットで動画を共有するのが簡単。相手がネットに接続していれば観られるので、DVDプレーヤーが どうしたとか気になりません。
僕はパソコンのハードディスクにも 二重三重に保存してますけど、それでも万が一、パソコンと外付けHDDが2つ同時に壊れることも ありえます。
ちなみに、クラウドのセキュリティを不安視する人がいますけど、2段階認証があるので とくに気になりません。楽天市場の個人情報のほうが よほど心配なんですが ^^ (2段階認証ないし)。
そもそも、なんら やましい動画があるわけでもない (家族の日常がソコにあるだけ) ですし、最悪 盗まれたとしても 原本はパソコンに ありますからね。
一応、容量1TBの使い道を書いてみます
- メインPCのバックアップ用途 (500GB)
- 日常の作業で使うツール・ファイル 一式 (100GB)
- 動画などを共有するスペース (400GB)
この3つだけです。あとはスマホ・タブレット・PCから自宅だろうと出先だろうと、ポンポン放り込むだけですからね。
ちょっと話がヨコ道にそれすぎました。。
実は「使用済み:0.9TB/1TB」の部分に注目してほしかったのです。ドロップボックス使ってる人はわかると思いますけど、
0.9TBは つまり、900GBアップロードしたから ここに表示されているってことです。「モバイルデータ通信」か「固定回線」のどちらかで、このスペースに900GB送る必要があるんですよ。
これ「モバイルデータ通信」で アップロードしたら?
SoftBank「データ定額5G」でアップロードしたら15年、、ドコモ「ウルトラシェアパック30」なら2年6か月かかります。「WiMAX ギガ放題」でも9ヶ月です (´∀`;)
1TBのクラウドサービスって「なんか大きくて安心だなぁ」くらいに感じてたかもしれませんけど、それ フル活用するためには、まず前提として「1TB」のデータ通信をする必要があるんですよ。
もう この時点で、モバイルデータ通信が選択肢から消えてしまいます。というか、多くの人が断念せざるを得ないです・・モバイル
僕はスマホで撮影した動画については、自宅「光回線」のWiFi環境を確保してから、ダイレクトに「Dropbox」へアップロードしています。一応、1日30GB以下には気をつけてますけど。
という人も もちろんいるでしょう。
最後に、僕のPCでのデータ通信 内訳 (僕のケース) をお見せして この記事を終わりたいと思います
これは僕がメインで使用しているWindowsパソコンですけど、過去30日で「235GB」データ通信しています。これでも最近は少ないほうなんです。
ちなみに、環境によって多少違うでしょうけど、このページの辿りかたを書きますね (PC用)。
キーボードの同時に押す → をクリック → をクリック です。
をさて「235GB」ですけど、もうね・・この時点でモバイルデータ通信のエース「WiMAX ギガ放題」くんでも お手上げなんです・・笑
いきなり、
3台持ちしないと いけないとか・・
これ、1台のパソコンのデータ通信量ですよ。このほかに有線でノートパソコンがもう1台別につながっていて、たぶん それも100GB近く使ってるでしょう。
さらに、サッカーマニアのから、リビングに Amazonの「Fire TV Stick」を無線接続していて、
「DAZN」と「スポナビライブ サービス終了」流し放題ですからね・・計測してないけど たぶん100GBは使ってるでしょう。
※※
このほかに、家族それぞれが「格安SIM」「格安スマホ」「タブレット」をWiFi接続してデータ通信しています。
合計すると おそらく、
ひと月 基本 (最低) 500GB~
これは モバイルデータ通信だけで どうにかなる「データ容量」ではないんですよ、2018年現在。
結果として「光回線 1000Mbps (戸建て) 」「光回線 1000Mbps (集合住宅) 」あたりにすると「コスパがいいよ」と アドバイスしたくなっちゃうんですよね ^^;
とくに「3人家族以上」の人は、「光回線」を選択するのが無難ですヨ~
固定回線をヒイキしてるんじゃなくて
モバイルデータ通信サービスの弱点は「速さ」ではなくて、
スマホ・ネット料金の【節約の基本形】も 興味があれば どうぞ!
あ、そうそう。
スマホ・携帯電話 (無線) が光ファイバー (有線) を使ってる話 しましたけど、その光ファイバーって、もう少しで今の100倍の通信速度になるかもしれないって知ってました?
従来の光ファイバの100倍以上となる伝送容量で、ハイビジョン映画数千本の情報を1秒で…
引用:NTT東日本
「光回線より速いのって もうムリなのかなぁ」と勝手に思い込んでいた源なんですけど、なんか拍子抜けした気持ちでした。
19本 束にして送るよ。。
「えっ、そっち?」 なんか もっとスゴイ技術かなって想像してしまったんですけど、19本まとめて送ればねえ・・ひとまず19倍ってのは素人でも わかりそうなもんです ^^
19本それぞれに「6種類の光データ」をもてるため、114本 (チャネル) になるらしく きっとスゴイ技術なんでしょう。これで4K動画もサクサクとやり取りできそうですね よかった よかった♪
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